創業の想い


解き放つ学びをつくる

2021年1月にオンライン習いごとSOZOW PARKがオープンしたその1月末に「スクールを始めたい!」と決断しました。オンライン習い事は世の中に前例がほとんどなく、悪戦苦闘の日々でしたが、1月に入会してくれた子どもたちの中に、学校の学びが合わず居場所が少ない子が多いことにすぐに気づきました。
でも、その子たちはデジタルツールを文房具のように使いこなし、作品をどんどん創造し、メタバース上で好きを起点に仲間と活動をしており、まさしく2030年代の未来の当たり前の行動をしていることに気づいたからなんです。
日本では、コロナや長期の経済停滞で閉塞感が増し、ちょうど子どもの不登校増加・学校行き渋りが増えているタイミングでもありました。私たちSOZOWが「昼に子どもたちの居場所となる学びの場」、そして最新テクノロジーを活用して届けたいと思い、はじめました。
みんなはオンライン習い事がオープンしたばかりのタイミングで、代表は「何を言っているんだ!?」と驚いたと思います笑。
どんな場所にしたいですか?
子どもたちが「安心」でき、未来に「希望」がもてる学びの場にしたいと思っています。
「安心」としては、「子どもを否定せず一人の人として尊重する」「さまざまな選択肢から選べる」ということを大事にしています。一例ですが、スクールは、バーチャル空間だからこそ、アバターで容姿・年齢・地域・性別等を超えて交流ができます。更に、カメラオフ、声だけor 声なし、チャットだけ等のコミュニケーション方法も選択肢があり選ぶことができます。多彩な選択肢があるからこそ、子どもたちの安心に繋がっていきます。
「希望」は、好き・好奇心がその子の学びの一歩となることを大事にしています。それは好き・好奇心が学びの原動力だから。そして、同じ「好き」から仲間ができたり、大人との関わり、デジタルツールを活用して未来に活きる創造力を育める環境を届けています。
今後は、「オンライン×リアル」「地方×都市」「国境」等を越えたボーダレスな学びを更に進め、子どもたちが未来にワクワクする学びの場にしていきます。
ありますか?
興味のあること、好き・苦手、性格、考え方など、みんな違うんだよ。
だから、他の人と一緒のことができないからって落ち込まなくてもいいんだよ。私自身も、好きなことは夢中になるし、苦手なこともたくさんあるよ。人は、みんな違うから、得意・不得意を互いに補えばいい。だから、自分の好きなこと・得意なことで、どんどん進んでいいんだよ。それが実は自分の強みになるからね。
これから迷うことや大人たちから色んなことを言われるかもしれないけど、君たち人生だから、自分で決めていいということを知って欲しい! 決めるのに悩んだ場合は、自分の心がワクワクすることを選んでみてね。
SOZOWスクールでは、人と違っていいし、みんなの心のワクワクを大切にできるように応援していくからね! 一緒に楽しんで行こう!
・長女:小学校のときに「学校行きたくない」が起こり、我が家が「日本の教育の課題意識」を抱くキッカケに。中高一貫校を辞めて、N高へ進学し、投資部へ入り企業へ関心を持つ。スタートアップでインターンをしたり、好きな韓国アイドルを海外まで追っかけしている。YouTubeや音楽ゲーム、ラーメンが大好き。
・長男: 教育へ課題意識をもち、日本の教育の常識からは外れた環境で息子は学ぶ。レゴが好きから始まったロボットプログラミングで、WRO2017(ロボット世界大会)最少年で世界7位。孫正義育英財団3期生に選ばれる。財団の支援で、中学から海外留学中。英検4級不合格で留学し、海外サバイバル中。マイクラ・フォートナイト等のゲーム好き。


生きやすい環境をつくりたい

もともと「好きで学ぶ場所」をつくってみたかったんです。 例えば、「学校に行く意味」について問われた時、「5教科そのもの」を語る人ってあんまりいない気がするんです。むしろ「目標達成」とか「人間関係」とか、「プロセスでつく力」によく焦点が当たる気がしてて。 だったら、学ぶテーマはシンプルに「好きなこと」の方が良いと思ったんです。好きなことの方が、目標達成もしたくなるし、人間関係も築きやすいですし、プロセスで付く力は多いと思うので。「5教科」を絶対視せず、あくまで選択肢の1つとして、「好き」を前面に押し出した場所をつくりたかったんです。
そんな想いをもっていたんですが、SOZOWで習い事事業(SOZOW PARK)に携わっていた時、「子ども達が勝手に企画して、全国の子どもや大人を巻き込んで、遊んでる」機会があったんです。 それが本当に素晴らしかったんです。好きをエネルギーに活動している。そして、企画した人にとっても、巻き込まれた人にとっても、そのプロセスに、社会で活かされることがすごく詰まっている。こういう機会をもっとつくりたいなと。 ちょうどその時期に、コスケさんからスクールをつくりたいって話があったんで、「SOZOWスクール」という形態で、アイデアを実現しようと思いました。
どんな場所にしたいですか?
「SOZOWスクールって個性的な人が多いよね」って言われたいです。そんな環境なら「自分も自分らしくていいや。好きなことしよう」って思いやすいので。子どもって年齢・性別・地域・特性とかで分けられやすいと思うのですが、そういうボーダーのない環境をつくりたいです。リアルでもオンラインでも。
一方で、多様性の実現ってすごい難しいと思うんです。大体の場合、ケンカは起きやすくなるし、協力も難しくなると思います。ただ、だからこそ「多様性を確保した環境でどう工夫して、他人と関わり、自分らしく生きるか」を学べると思っていて、これは未来の社会でとっても大事な力になると思っています。
ありますか?
僕とかの言うことをあんまり聞かずに(笑)、「自分の心の声」をよく聞いてもらえると嬉しいです。
「何が楽しそうか。何にやる気が出るのか。何が嫌で、何に困るのか。」とか。そういう自分から出るエネルギーに従って生きて欲しいです。
一方でこれもまた、難しいんです。他人の言うことに従って生きる方が簡単です。 ただ、不思議なもので、自分の心に従って生きるのって、大変だし勇気がいるけど、幸せに感じることが多いみたいです。
もし、この先の世界が1人ひとりのそういうエネルギーからつくられたら、すごく良い世界になると思ってます。一緒にがんばろー!
SOZOW株式会社では、習いごとのSOZOW PARKにて、コミュニティリーダーを務めた後、SOZOWスクールを立ち上げる。
メンバーの想い

齋藤 暁生
旅して生きるクラス
ガイド(むっしー)

村松 和美
ポケユナガチ勢クラス
ガイド(かずみん)

板倉 優
いつもワクワクなクラス
ガイド(ゆっきー)

糟谷 悠介
スタッフ(かすちゃん)

村田 隆範

佐藤 毅

ドリスシャ

宗村 北斗
CWO:“Chotto Wakuwaku Ojisan“ (ほくと)
